垂水駅前再開発

垂水再開発は規模拡大!野村不動産が事業協力者に決定!

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地上25階 高さ約91.6m 延床面積36,400万平方メートルの商業・共同住宅(220戸)の規模・構成で来年度に都市計画決定される予定だった垂水駅前中央東地区市街地再開発事業。なんと地上30階 地下1階 延床面積40,100平方メートル 住戸数270戸に規模拡大することになりました!

同再開発を巡っては幾度となく、計画が迷宮入りするたびに規模が縮小されてきました。最終的に規模が拡大するというのは非常に珍しいケースです。景気拡大の追い風にうまく乗ることができると判断されたのでしょう。

また再開発の民間事業協力者も決定。コーディネーターは野村不動産となり、同社からも公式にプレスリリースにて発表されました。

https://www.nomura-re-hd.co.jp/cfiles/news/n2018020101388.pdf

野村不動産プレスリリース

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野村不動産が事業協力者として参画した駅前市街地再開発の例としてはJR明石駅前の再開発が記憶に新しいです。プラウドタワー明石(地上34階 地下1階 住戸数199戸)は即日完売するほどの人気ぶりでした。

垂水のケースも快速停車駅の駅前商業地区という好立地が評価されたのでしょう。規模拡大は野村不動産の自信の表れかもしれません。

25階の計画で最高高さは90mを越えていたので、5階分のフロア増によって高さは100mを越える超高層ビルになる事はほぼ間違いないと思われます。

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野村不動産が入る事でマンションは同社ブランドのプラウドタワーに命名される事になるでしょう。神戸市内では3棟目のプラウドタワーになります。

同社は最近、地方都市での再開発コーディネーターへの参画を積極的に進めているようで、兵庫県下でも明石に続いて阪急塚口、垂水と立て続けに新規の計画に参画しています。

再開発ビルは予定通り、本年度の都市計画決定の上、再開発組合を発足。既存建物の解体を2020年より開始。2021年度の着工、2023年度の完成を目指します。



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