伊藤町計画

(仮称)神戸三宮伊藤町計画

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旧居留地の伊藤町筋沿いにあった三宮伊藤町ビル北館、南館が解体され、和田興産によって地上19階建ての分譲マンションが計画されていた敷地。既存建物の解体完了後から約1年間、更地の状態が続いていました。その間、敷地が分筆され、分譲マンション計画は白紙撤回されました。新規計画として、1,689平方メートルの敷地の内、北側の約1,000平方メートルに専修学校が建設されます。その敷地に仮囲いが設置され、いよいよ工事が始まりました!

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仮囲いに掲示された工事名です。「(仮称)神戸三宮伊藤町計画事前解体工事」。専修学校を設計した東レ建設が解体工事も施工します。既存ビルの地上解体工事は完了していますが、まだ基礎杭等の地中障害物が残っているようです。解体施工期間は労災保険関係成立票から8月末までのようです。

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従って新規建物の着工は9月からとなります。敷地全体が仮囲いに覆われている事から、今回の計画建物の敷地だけでなく、全体の杭解体を進めるものと思われます。

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敷地内にはコベルコ建機製のクローラークレーンが稼働していました。阪急三宮駅前で進められている神戸阪急ビルの工事同様にオールケーシング工法が用いられています。太い鋼管(ケーシングチューブ)を地面に圧入し、ハンマーグラブで解体した既存杭を排出します。

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市役所展望ロビーから見下ろした敷地です。進出・開校する学校法人名はまだ明らかではありません。



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