市役所4号館跡地

(仮称)神戸市中央区江戸町計画新築工事 神戸市庁舎4号館跡地再開発

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旧神戸市庁舎4号館跡地で建設中のビジネスホテル計画「(仮称)神戸市中央区江戸町計画新築工事」。既存建物の地中障害物撤去工事から新築ビルの基礎・地下階工事が長らく続いています。タワークレーンが登場したのが5月末。それから3ヶ月以上経過していますが、いまだに地上躯体は仮囲いの中から顔を覗かせてきません。

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しかし作業予定を見てみると、基礎の山留壁を支える切梁の撤去が開始されており、すでに基礎が完成している事を意味しています。この建物は鉄筋鉄骨コンクリート造の強固な構造となっており、鉄骨の支柱を鉄筋とコンクリートで覆う工程が必要な為、工期は長期化しています。

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上空からの建設現場。まだ乗入構台が存在しています。

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鉄筋に覆われた鉄骨の梁や支柱が確認できます。これらは地階の躯体の一部でしょうか。まだ床がありません。乗入構台が撤去されればこれから地上躯体の構築に向けて本格的に工事が進み始めることと思います。19階建てと比較的、高層の建物になりますが、地震の揺れへの対策はどう取られているのでしょうか。

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高コストになる構造の為、あまり鉄骨鉄筋鉄骨コンクリート造の建物の建設現場にお目に掛かることはありません。最近ではJR三ノ宮駅前の大型オフィスビルである三宮ビル北館がSRC造でした。現在、神戸の都心では複数のホテルが建設中ですが、全て来年に開業予定。最も早く着工しているこの建物の開業は再来年で最も遅くなる予定です。地上階の姿を拝めるのはもう少し先になりそうです。歩みは遅いですが、確実に工事は進んでいます。年内には仮囲いの向こうに顔を出して欲しいですね。



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