こべるん ~変化していく神戸~

再開発や超高層ビルの誕生によって変化していく神戸の街並みを追っています。

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NTT都市開発 神戸駅前プロジェクト 

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ヴィーナステラスを眺望点とする都心部建物に対する高さ規制導入に反対される方はこちらをクリック (神戸市に提出する為、皆様からの反対意見を募集しています。沢山の方から意見コメントを頂いていますが、まだまだ必要です。できれば拍手を押して頂けている方、毎日ご覧頂いている全ての方にお願いさせて頂きたいです。よろしくお願い致します)

読者のなかかさんからの情報提供でJR神戸駅に近接する東川崎町1丁目のNTT保有地に建築計画のお知らせが掲示されたとお知らせ頂いたので、早速、現地確認をしてきました。当該地は現在、ABCハウジング住宅展示場として活用されています。

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敷地北側に掲示された建築計画のお知らせと完成予想パースです。

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NTT都市開発が事業主となり、サンテレビの本社放送局と関東でレストラン等を運営する聚楽がホテルから構成される複合ビルとなります。

規模: 地上12階 地下1階
敷地面積: 3,000平方メートル
建築面積: 1,800平方メートル
延床面積: 14,000平方メートル
高さ: 55.0m
構造: 鉄骨造
設計: CAST都市開発

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パースから判断すると、地下1 or 地上1-4階がサンテレビの本社及び放送局となる模様です。聚楽の運営するホテルのエントランスホールも整備されます。サンテレビはポートアイランドから、よりアクセスの良い神戸駅前に移転します。関西の放送局は施設の更新を相次いでいますが、サンテレビもこれに続く形です。ガラスと石を組み合わせた重厚なデザインです。

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ホテルの宿泊フロアとなる高層部です。神戸のホテルは最近は皆、一様に避難経路となる庇に縦のマリオンを付けるワンパターンのデザインに固定されてしまっています。これは神戸市の消防条例による二方向避難経路確保の義務付による規制によってホテルや共同住宅の外観デザインに自由度を失わせる根本要因となっています。

高層部にホテルを想定している雲井通5丁目のバスターミナルビルやJRターミナルビルのデザインについてこの条例がどう足枷となってくるのか憂慮しています。神戸阪急ビルはそれなりに高層部のデザインをうまく処理しましたが、これらもまた皆、同じ様な建物になりそうで頭の痛いところです。新神戸のANAクラウンプラザホテルのように素晴らしいデザインの建物にするという方法もありますが、あの建物は客室からの眺望は一部、スポイルされているというマイナス面もあります。

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規定通り着工の半年前に掲示された建築計画のお知らせです。気になるのは建蔽率と容積率から考えられる最大容積率です。単純に考えると80%の建蔽率に800%の容積率だと3,000平方メートルの敷地面積ですから、最大24,000平方メートルの建物が建築可能です。800%・600%と容積率の欄に書かれている点が気になります。敷地が地域を跨っているのでしょうか。建築面積は1,800平方メートルのみですので敷地南側の半分強のみに建物が建設される事になります。

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残る敷地の1,200平方メートルにはうっすらと住宅展示場が描かれています。工事完了後にはABCハウジングが再び規模を縮小して営業を再開するのでしょうか。

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南側にも建築計画のお知らせと完成予想パースが掲示されています。何故か隣接するポンプ場敷地内で地質ボーリング調査が行われていました。来年初の着工が楽しみです。工期は2年と長めです。

category: サンテレビ・聚楽プロジェクト

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2018/06/27 Wed. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 6

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神戸駅前プロジェクト NTT都市開発の複合ビルにサンテレビと聚楽が進出! 

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年の瀬が迫る中、全く予測していなかった形で新しいプロジェクトが浮上しました。JR神戸駅にほど近いNTT西日本の所有地にNTT都市開発が地上13階 地下1階 延床面積約13,600平方メートルの複合ビルを建設し、低層部にサンテレビの放送局、高層部に東京などでホテルやレストランを運営する聚楽の運用するホテルが入る模様です。

NTT都市開発、サンテレビの二社は公式プレスリリースを出し、聚楽を含めた三者間協議を開始する事を公表しました。

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対象地はJR神戸駅南側の神戸クリスタルタワーに隣接した土地で敷地面積は約3,000平方メートル。現在はABC住宅展示場として活用されています。NTT西社内では長年、駅から至近距離にあるこの大型開発用地の高度利用の可能性について検討が行われてきたようです。昨今、企業業績も良く、記録的低金利や地価高騰が続く中、神戸駅周辺もウミエの開業以来、賑わいが定着しています。また近年も周辺エリアでは大型開発が相次いでいます。栄町通とハーバーロードの交差点ではホテルシェレナ跡地に住友商事や大阪ガス都市開発がタワーマンションの建設を進め、斜向かいの神戸貯金事務センター跡地には三井不動産が大型マンションを分譲。更にはファミリア本社跡に三菱地所レジデンスがタワーマンションを建設中です。

ファミリア跡のプロジェクトが判明した昨年の記事にて私もこのNTT保有地の開発が進む可能性について触れましたが、まさかこんな早いタイミングで開発計画が決定するとは思いませんでした。

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敷地面積は大きいですが、すぐ南側にクリスタルタワーが聳える為、タワーマンションの建設地には不向きかと思っていましたが、まさか放送局とホテルの組み合わせの複合ビルになるとは全くの予想外です。

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建物は2020年に完成予定です。サンテレビは2021年前半に本社屋をポートアイランドの国際交流会館から移転し、放送を開始します。聚楽の開くホテルは250室程度になる模様です。高さ的には60-70mでしょうか。クリスタルタワーの半分の高さより少し低いくらいかと予想します。

この数年の間、関西のテレビ各局が本社屋の新設や設備の更新を相次がせています。朝日放送は2013年に大淀から福島・ほたるまちに新築した新社屋に移転、毎日放送は梅田の本社隣接地に新館を増築、読売放送は現在、新本社スタジオを京橋・OBPに建設中です。そうした意味ではサンテレビが新本社への設備投資を行う時期としては自然な流れなのかもしれません。

聚楽については個人的には東京・上野のレストランのイメージが強いです。同チェーンのホテルとしては初の西日本進出となります。

都心地区への企業本社移転の流れも1つのトレンドになりつつあるようです。2016年にはP&Gが六甲アイランドから、アルヴォスがポートアイランドから三宮ビル北館に移転しましたが、最近もビオフェルミン製薬が長田区から三宮セントランルビルへ本社を移転。GLIONも東灘区から新港突堤西地区へ移転予定です。

都心にオフィス計画が持ち上がれば、都心回帰が今後、より鮮明化していく流れが強まるかもしれません。またまた完成の楽しみな大型プロジェクトが始動します。早く完成予想パースが見てみたいですね。

category: サンテレビ・聚楽プロジェクト

thread: 神戸 - janre: 地域情報

2017/12/11 Mon. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 12

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